Qlik、Snowflakeとのパートナーシップを深め、 AIの導入を加速

米国カリフォルニア州サンフランシスコ、2024年6月5日 - データ統合、データ分析、人工知能（AI）のグローバルリーダーであるQlik®は本日、Snowflake Data Cloud Summit 2024a>において、Snowflake Cortex AIの採用によるSnowflake Data Cloudの機能拡張を発表しました。この戦略的な取り組みにより、RAGアーキテクチャ内でのベクトル化、埋め込み、補完を含むCortex AI機能を活用し、Qlikの機能が強化されます。Snowflake Data Cloud Summit 2024で発表されたこの連携は、AIドリブン分析の最前線におけるQlikのポジションをさらに確かなものにし、企業が信頼できるAI対応データ基盤の構築と活用を可能にします。

QlikはSnowflakeとの連携をさらに深めることで、高度なAIドリブン分析の実現に向けて Cortex AI の可能性を最大限に活用できるようになりました。この強力なパートナーシップは、従来のデータ処理の枠を超え、AIを活用したダイナミックなアプリケーションのためのツールを提供します。Qlikの革新的なアプローチにより、企業はディープラーニングをデータワークフローに組み込むことができ、リアルタイムの予測分析やインテリジェントなデータ洞察などの機能により、意思決定や業務効率を高めることができるようになります。

Qlikの統合機能により、SnowflakeによるSAPデータ管理が最適化され、データの取り込み、変換、分析が強化されます。Cortex AIとQlikの分析を活用することで、データクレンジングを効率化し、修正したデータをSAPに書き戻すことができるため、運用と分析の効率が向上します。バッチ処理から対話型のAIドリブンのアプリケーションへの移行は、企業がデータを活用して動的な洞察を得る方法を大きく前進させます。

企業は、Snowflakeデータセットからキュレーションされたドメイン固有のデータ製品を作成する新しいデータプロダクトアプローチを採用することで、エンタープライズデータの価値を最大限に高めることができます。AIを活用してデータプロダクトのキュレーションをより迅速かつ効率的に行うことで、Snowflake内のユーザー定義関数（UDF）を使用して、データを移動することなく品質プロファイリングとセマンティックベースの分析を実行できます。このアプローチにより、データ主権が強化され、コンプライアンスが合理化されるため、企業はグローバルなデータ保護規制の遵守が容易になります。ユースケースの提供をさらに加速するために、データプロダクトマネージャーという新たな役割を含むビジネスユーザーは、Snowflakeの強力なコンピュート機能を裏で利用しながら、データプロダクトをシームレスに作成して利用することができます。

Qlik は、Cortex AIとSAPデータ統合の進化に加え、SnowflakeのSnowpipe Streamingとの新たな統合も発表しました。この機能強化により、データ分析の取り込みと即時性を大幅に改善するリアルタイムデータストリーミング機能が実現します。SnowflakeのSnowpipe Streamingは、データを常に更新して分析に利用できるようにする強力なストリーミング技術で、企業は新しい情報に迅速に対応し、これまでにないスピードで洞察を得ることが可能になります。

Snowflakeのテクノロジーアライアンス責任者であるタリク・ドゥイク(Tarik Dwiek)氏は、次のように述べています。「Qlikとのパートナーシップの進展に期待しています。この連携により、当社のお客様がデータを統合して分析する方法が強化されます。QlikがCortex AIを活用して充実した分析を行い、Snowpipe Streamingを活用してほぼリアルタイムのデータストリーミングを行うことで、Snowflakeのセキュアな環境で、より迅速な洞察とより堅牢なデータ運用が可能になります。これは、お客様の複雑なデータを簡素化するための重要な一歩です。」

ABBの最高データおよび分析責任者であるバブ・クッタラ(Babu Kuttala)氏は次のように述べています。「QlikとSnowflakeを統合することで、当社の分析能力は大幅に向上しました。このパートナーシップにより、データ管理が合理化され、リアルタイム分析を効果的に活用できるようになりました。現在では、システム全体のデータを迅速に変換・分析し、意思決定と業務効率を向上させることができます。この変革は、私たちの業界で競争力を維持するために極めて重要です。」

Qlikのワールドワイドチャネル・アライアンス担当シニアバイスプレジデントであるデイビッド・ゼンバー（David Zember）は、今回の先進的な統合機能について次のように述べています。「Snowflake との協力関係の拡大は、当社の絶え間ないイノベーションへのコミットメントを示しています。Snowflake Cortex AIを活用したAI機能の最新の強化は、Snowpipe Streamingが提供する運用の俊敏性と組み合わせることで、有意義なビジネス成果を促進する最先端のツールをお客様に提供します。この全体的なアプローチにより、お客様はあらゆるデータから得られる価値を最大化することができます。」

Qlikの強化された機能が、Snowflake環境におけるデータ管理とアナリティクス戦略にどのような革命をもたらすかをご覧ください。より詳細な情報と、これらの高度なツールの活用を開始するには、情報ページをご覧ください：
https://www.qlik.com/ja-jp/products/technology/snowflake

Qlikについて

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国 Qlik Technologies Inc. の日本法人です。Qlikは、複雑なデータ状況を実用的なインサイトに変換し、戦略的なビジネス成果を促進します。世界40,000社以上の顧客にサービスを提供しているQlikの製品ポートフォリオは、最先端かつエンタープライズ水準のAI / 機械学習と広範なデータ品質を基盤としています。また、優れたデータ統合およびデータ統制、多様なデータソースに対応する包括的なソリューションを提供します。Qlikの直感的でリアルタイムの分析は、隠れたインサイトの発見や複雑なビジネス課題の解決、新たなビジネスチャンスの獲得を支援します。さらに、実用的で高度な拡張性を備えたQlikのAI / 機械学習ツールで、適切で迅速な意思決定を可能にします。Qlikは戦略的パートナーとして、プラットフォームに依存しないテクノロジーと専門知識で、顧客の競争力を高めます。