エンタープライズ・データ管理製品「Qlik Data Catalyst」が特許を取得

フィラデルフィア発（2019年11月12日）：Qlik Technologies Inc（本社:米国ペンシルベニア、CEO:マイク・カポネ、以下Qlik®）は本日、メタデータのリポジトリを使用したデータ管理を特長とするエンタープライズ・データ管理製品であるQlik Data Catalystが米国で特許を取得したことを発表しました。製品内でデータ処理、メタデータカタログおよびデータのショッピング体験※が可能なオールインワン製品が、Qlikの2桁におよぶ特許ポートフォリオに加わります。データおよびアナリティクス分野でQlikが培ってきた成果であり、今後も成長が見込まれるアナリティクスおよびデータ管理におけるイノベーションが評価されました。

※ユーザーはEコマースサイトでショッピングをする感覚で、データカタログから欲しいデータを検索し、Qlik Senseへ接続するなどしてすぐに分析を開始することが可能です。

企業は、データを誰でもが扱えるようにする（民主化）ことを通じて、社内の広範な領域でデータが活用され、自社が持つデータの価値を高めようとしています。しかし、ガバナンスを保ち、適切なデータ公開を行うためには質の高いデータを入手し、そのデータを分析のために準備、加工するという部分で支援を必要としています。従来、この管理は、IT部門でETLツールおよびカスタムコードを利用してマニュアルで行っていました。しかし、データが組織内の複数の場所に保管され、さまざまな部門で利用される環境では、その効果は非常に限定的です。大量のメタデータのリポジトリにより可能になるQlik Data Catalystのようなデータ管理ツールがあれば、ビジネス部門とIT部門の間にデータ連携の新しいパラダイムが実現し、ビジネス部門はデータ系列の全体像をつかむことができ、IT部門でその使用状況および価値を経時的に分析できます。特許で認められているように、Qlik Data Catalystは、組織内のデータインサイトを使用して、インテリジェントなデータカタログ、データ準備、データ管理を自動化し、データの提供速度と生産性を劇的に向上します。また、Qlik Data Catalystをリアルタイムなデータ統合機能をもつAttunityと組み合わせることで、安全で十分に管理されたデータへのアクセスをIT部門から組織全体に拡大できます。

Qlikのエンタープライズ・データ管理担当マネージング・ディレクター、ポール・バース（Paul Barth）は次のように述べています。「当社のデータエキスパートチームは、Qlik Data Catalystの革新的な次世代データ管理技術の実現に取り組んできました。今回の特許取得によりその努力が公式に評価されたことを嬉しく思います。Qlik Data Catalystにより、企業は生のデータからアナリティクスデータの情報にいたるデータライフサイクルを管理しやすくなり、安全かつスケーラブルな方法でデータの民主化を実現できます。データを扱うスタッフにアナリティクスデータへのアクセスとそれを活用するためのツールを提供することは、企業の業績の向上に不可欠な要素です」

Qlikは、アナリティクスおよびデータ管理の市場が変化する中、革新的なソリューションの研究開発への投資を積極的に拡大しています。2019年までに取得した6つの特許、および2020年中の取得が見込まれる次世代データ管理・分析機能に関連する申請中の特許を通じ、Qlikは、革新的な商品・サービスを提供します。

クリックテック・ジャパン株式会社および Qlik Technologies Inc. について

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlik®は、高度なデータリテラシーを備えた社会の実現を通して誰もが困難な課題を解決するというミッションの下、スキルレベル、データの保存場所に関係なくあらゆる人々が新しい洞察を得ることができる、独自のエンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを提供しています。Qlikは、企業における顧客行動のさらなる理解、新たなビジネスプロセスの考察、新たな収益源の発掘、リスクと利益の調和の実現を支援します。Qlikは、米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国以上でビジネスを展開し、50,000社以上のお客様にご利用いただいています。

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