~「Qlik DataMarket」、「Qlik Sense Cloud」、「Qlik Sense Charts」を発表~
2015年4月27日 — テキサス州ダラス、グローバルパートナーサミット「QONNECTIONS 2015」発 ― ビジュアル分析のリーダーであるQlik®(NASDAQ: QLIK)は本日、複数サービスで構成された「Qlik® Cloud」を発表しました。先ごろの同社によるDataMarketの買収に伴い、「Qlik Cloud」に「Data-as-a-Service(サービスとしてのデータ)」である「Qlik® DataMarket」、無料シェアリングのための「Qlik® Sense Cloud」、公開サイトでのビジュアライゼーションを共有する「Qlik® Sense Charts」が登場します。
組織がデータ主導の文化に移行するのに伴い、コンテキストの重要性が高まっています。豊富な情報に基づいて意思決定を行い、競争上の優位性を獲得するためには、ノーマライズされたデータソースをオンデマンドで利用し、速やかにさらなる洞察を得ることが重要になります。「Qlik DataMarket」を利用すれば、「Qlik Sense」内で外部データの包括的なライブラリに直接アクセスできるようになり、社内データの補強や相互参照が可能になるため、コンテキストと深い洞察が得られます。Qlikは、クラウドベースのデータサービスを通じて無料および有料のデータソースを利用可能にしていますが、BI市場でこの種のデータライブラリを提供しているのはQlikだけです。
また、「Qlik DataMarket」を利用すれば、簡単に外部データを社内データと結び付けることができます。カスタムデータ、シンジケートデータ、およびパブリックデータを検索し、複数ソースからのノーマライズされたデータを比較することで、データのベンチマーク評価、妥当性検証、ビジュアライゼーションが可能です。これが、洞察の獲得や、重要な関連付け、および関係性の理解につながります。例えば、セールスマネージャーは人口動態データを販売データに追加して市場浸透度を確認したり、天気情報を組み合わせて天候が小売の売上高に及ぼす影響を把握したりすることができます。
200以上のデータプロバイダーから得た10万以上のデータセット、50億以上の実際値を包含する「Qlik DataMarket」は、ユーザーが重要なビジネス上の疑問に対し素早く答えを出せるようにするワンストップ・データハブです。サブスクリプション(期間契約)モデルを採用し、全世界でよく閲覧されている、すぐに利用できるデータソースを数多く組み込みました。ビジネスデモグラフィック、通貨、人口動態、経済指標、開発指標、天候などのデータソースを網羅しており、郵便番号にまで掘り下げるなど、きめ細かさの度合いが選べます。
アプリケーションの作成・共有を支援する「Qlik Sense Cloud」
ビジネスユーザーは、『Qlik Sense Cloud』の共有機能に即効性を認めています。LionbridgeのSVP兼ゼネラルマネージャーであるマーク・オソフスキー(Marc Osofsky)氏は、次のように述べています。「当社の東欧部門は、新事業推進のため、複数の業務システムからデータを抽出できる分析ツールを探していました。そして並み居る製品の中から『Qlik Sense』を選んだところ、強い感銘を受けました。それ以来、広範な取り組みの一環として、IT部門と『Qlik Sense Cloud』を共有してレビューを行うようにしました。これは、当社の戦略に基づくコラボレーションに非常に役立っています。」
QlikのCTO兼プロダクト担当SVPであるアンソニー・デイトン(Anthony Deighton)は、次のように話しています。「Qlikのクラウド戦略は、単一のインフラや『Software-as-a-Service』にとどまりません。Qilkは、決定の時点でさえビジュアル分析体験を最適化する、『Data-as-a-Service』の『Qlik DataMarket』といったクラウドベースの付加価値サービスには、大きなチャンスがあると考えています。同様に、意思決定には多くの人が関わるため、クラウドでの共有は当社のコラボレーション戦略の重要な要素になるでしょう。」
「Qlik Sense Cloud」は間もなく提供を開始します。「Qlik DataMarket」は、「Qlik Sense」では2015年6月、「QlikView」では2015年下半期から提供開始予定です。「Qlik Sense Charts」と「Qlik Sense Cloud」での作成機能は2015年下半期から提供開始予定です。
「Qlik Cloud」は、以下をはじめとするQlikのビジュアル分析サービスポートフォリオの一部です。
QlikのCMOであるリック・ジャクソン(Rick Jackson)は、次のように述べています。「Qlikは『誰でも使える分析』というビジョンを実現しました。Qlikは自由な探索を行うユーザー体験に加え、構築可能なデータ主導アプリケーションのタイプを限定しないため、Qlikとそのパートナーは市場を大きく広げることができます。」
「Qlik Analytics Platform」は2015年6月に提供開始の予定です。開発者向け価格は提供開始時に発表されます。
クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.(NASDAQ証券コード:QLIK)の日本法人です。QlikTechは、データ・ディスカバリー(解の探索)分野のリーダーで、セルフサービス型のデータ・ビジュアライゼーションやガイデッド・アナリティックス(※)の製品やサービスを提供しています。世界各国で35,000顧客が当社製品やサービスを活用していて、散在する情報の中から意味を見出したり、データ同士の関連性を探索し、いろいろなアイディアへと繋がる洞察を得ています。米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国でビジネスを展開し、約1,700社のパートナーとともにお客様の事業を支援しています。