リコー、世界200ヵ国に展開する事業を俯瞰するグローバルダッシュボードに「QlikView」を活用

〜 各部門活動状況を可視化し、経営と事業部門および各部門間で共有 〜

April 26, 2015

株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)が取り扱う連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView®」(開発元/販売元:Qlik® Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社)が、株式会社リコー(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:三浦 善司、略記:リコー)のグローバルダッシュボードをはじめとする情報活用基盤として採用されました。

リコーのITを支えてきたIT/S本部は、事業構造変革をサポートする情報インフラの構築を目指し、変化に応じて様々な視点から情報を可視化しPDCAを回せる分析環境を求めていました。リコーではこの分析環境を実現するBIプラットフォームとして「QlikView」の採用を決定、日本、米州、欧州、アジア・パシフィック・中国の4極体制のもと、世界約200ヵ国で展開する全事業の経営状況を可視化する経営層向け「リコーマネジメントダッシュボード(RMD)」の構築を開始しました。

リコーがQlikViewを採用した主な理由は次のとおりです。

  • ユーザビリティが高く、リリースまでのリードタイムを従来に比べて大幅に短縮できる。
  • インメモリ技術のためレスポンスが速く、ユーザがストレスなく利用できる。
  • 各極/事業部門がバランス・スコアカードのKPIを可視化でき、共通のデータや数字を基にしたマネジメントを実現できる。
  • デジタル複合機などの回収機の在庫を可視化し、環境保全に向けたリサイクルシステムの運営と再資源化率の向上に役立てられる。

その後、IT/S本部は経営革新本部として再編され、新規事業を創出/成長させるための経営革新という新たなミッションが加わったことで、リコーマネジメントダッシュボードは、リコーの経営革新加速化のためのBIプラットフォームとして再定義され、データを活用して日々の業務プロセスを動かし変革を推進する基盤として2014年5月に300名が利用を開始しました。

リコーは、QlikViewの導入効果として、ダッシュボードのレポート作成工数の大幅な削減に留まらず、ユーザの気づきを生み出し、思考を深めるためのインプットが期待できると評価しています。またダッシュボードだけでなく、データを基点に分析を繰り返し、意思決定していく文化を社内に醸成させるため、データコンシェルジュという社内向けのサービスを立ち上げ、分析アプリケーション構築のアドバイス提供など、データ分析による業務課題解決の推進をサポートしています。2015年4月現在、QlikViewユーザは800名強、今後リコーは世界で2,000名規模まで拡大させる構想です。

アシストは、リコーの中期経営計画に沿った導入計画策定などの上流工程から、ダッシュボード構築・運用に至るまでの包括的な技術支援サービスの提供やシステム稼働後のサポートなど、QlikViewのグローバル展開にあたり全面的な支援を実施しています。

来る7月8日に東京、7月10日に福岡、7月15日に名古屋にて開催されるアシストのプライベート・イベント「アシストフォーラム2015」にて、「QlikViewを活用した経営層と現場スタッフのデータ利活用推進」と題しリコー社内のQlikViewの活用事例を紹介します。
申し込みおよび詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/event/af/

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【クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について】

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.(NASDAQ証券コード:QLIK)の日本法人です。QlikTechは、データ・ディスカバリー(解の探索)分野のリーダーで、セルフサービス型のデータ・ビジュアライゼーションやガイデッド・アナリティックス(※)の製品やサービスを提供しています。世界各国で34,000顧客が当社製品やサービスを活用していて、散在する情報の中から意味を見出したり、データ同士の関連性を探索し、いろいろなアイディアへと繋がる洞察を得ています。米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国でビジネスを展開し、約1,700社のパートナーとともにお客様の事業を支援しています。